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活動日誌

『日本共産党が挑む、資本主義社会の矛盾とは』【シリーズ連載】まるごと知って、日本共産党【第2回】

2014年12月6日

【シリーズ連載】まるごと知って、日本共産党【第2回】

皆さんこんばんは!

投票日までの8日となりました。全力で頑張りたいと思いますが、そんな中でも皆さんに日本共産党のことを知ってもらうためにこのシリーズ連載は続けていきたいと思います。デデン!!

さて今日は、前回告知したとおりについてお話したいと思います。

前回は日本共産党の誕生から、戦前の活動が今に繋がっていることをお話しましたが、では、現在の日本社会で日本共産党がまず目指しているところは何なのでしょうか?

よく、日本共産党が政権を取ったら企業は全て国営になり、私有財産は没収されるという話を聞きますが、これはとんでもない誤解です。現在の日本共産党は、最終的に社会主義の世の中を目指していくことは戦前と変わりませんが、その前段階として、現代の日本社会が抱える矛盾の解決を目指していきます。その矛盾の代表が、アメリカ言いなりの政治と極端な大企業中心の経済であり、日本共産党の当面の目標は、資本主義社会の中でこれらの問題を解決していくことにあります。

アメリカ言いなりの政治とは何でしょうか?

戦後、占領軍として駐留していた米軍に対して日本政府は、サンフランシスコ講和条約によって国際社会での独立を回復させると同時に、日米安保条約を結んで日本に留まり続ける権限を世界で唯一与えました。そのせいで、とりわけ基地の集中している沖縄県をはじめ、日本の至る所に在日米軍の基地が残され、騒音や墜落事故、地域住民への暴力事件など様々な社会不安の原因となっています。しかし、これら米軍による事件に対して、日本政府は安保条約があるがために何らの対応もできないばかりか、米軍が駐留するために多額の思いやり予算を使い、また近年では、米国が世界中に広げようとしている新自由主義のルール無き経済体制や、アメリカと一緒に世界で戦争をするための、集団的自衛権の行使容認までするようになってしまいました。憲法9条が禁じた戦力の保持を自衛隊の創設という形で破ったのも、アメリカ政府からの強力な圧力があったからに他なりません。

日本共産党はこのような戦後のアメリカとの関係を精算し、真に対等で平等なパートナーを目指していくことを目標に掲げています。よく、日本共産党はアメリカを目の敵にしていると勘違いされますが、私たちは自由と民主主義を何よりも重んじてきたアメリカの歴史に深い敬意を抱いています。

もう一つ、大企業中心の極端な経済とはどんなことでしょうか?

安倍政権はアベノミクスによって金融緩和を推進し、極端な円安を招きましたが、結果的に消費税増税が合わさり、消費は伸び悩んでGDPはマイナス成長に陥るという状況になってしまいました。ところが、国民の生活が厳しさを増す中で大企業は次々に業績を伸ばしています。これは安倍政権の経済政策が一般国民の懐を幅広い賃上げと減税によって温めるものではなく、ひたすら大企業の利益を優先した結果に他なりません。確かに、大企業の業績が延びて幅広い賃上げが行われれば、消費が拡大して更に企業の利益が上がり経済は好循環を続けていくことができます。しかし、現実には企業のだけが増大して、利益は労働者に還元されずに溜め込み続けられています。私たち日本共産党は、この停滞に対して企業の内部留保の活用を促し、労働者の大幅賃上げを実現して国内消費を活性化させ、経済を好循環に導くための政策を打ち出しています。

特徴的なことは、これら二つの問題の根本にあるのは、資本主義という経済のしくみそのものが抱える矛盾だということです。アメリカは、民主主義と同時に世界で最も資本主義が発達した国であり、あまりにも規制の少ない企業の活動は時として国民生活を脅かすこともあります。また、資本主義社会において企業とそれを所有する資本家は、望むと望まざるとに関わらず、利潤の最大化という目的を持って行動せざる得なくなります。資本家や企業そのものが受け取る利益を最大化するためには、その対極にある労働者の賃金をいかに少なくするかが課題になりますが、労働者は企業にとって賃金として利益を支出しなければならない相手であると同時に、企業の製品を消費してくれる大事な消費者でもあります。企業が労働者の賃金を削れるだけ削り、それを社会全体で行ってしまうと、消費が落ち込み、結局は企業も利益を挙げられなくなるという矛盾が、資本主義社会の大きな特徴なのです。

私たち日本共産党は資本主義社会の中でこれらの矛盾を明らかにし、一つ一つ解決していくことを当面の目標に据えています。もちろんそのためには、憲法の保障する国民の様々な権利を活かせる社会にもしていかなくてはいけません。

そういったわけで少々長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。本日の連載はここまでです。また次回をお楽しみに!

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